郷倉和子 :(ごうくら かずこ)大正3(1914)年に日本画家・郷倉千靱(日本芸術院会員・日本美術院同人、監事、富山県小杉町出身)と蔦子(富山県新湊市出身)の長女として生まれました。昭和10年、女子美術専門学校(現女子美術大学)を首席で卒業後、第23回院展に「八仙花」が初入選し、以降、安田靫彦に師事し画業に励みます。大胆な構図とカラフルな色彩が注目を浴び、昭和35年には日本美術院同人に推挙され、独自の画風を確立しますが、昭和50年に父が突然倒れ、作家としての混迷の度を深める十数年を戦うことになります。そして、その苦しみの中で出会った「梅樹、梅花、日本家屋の屋根瓦」など、自分の生活環境に根付いたテーマこそ描く対象にふさわしいと感じ、昭和60年頃から今日まで、感動を失わず同じ梅をテーマとして描き続けています。平成6年に日本美術院理事に選任、9年に日本芸術院会員に推挙され、昨年秋には文化功労者として顕彰されました。


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