酒井雄哉:(さかい ゆうさい) 比叡山延暦寺・大阿闍梨 1926(大正15)年9月、大阪市生まれ。旧制中学卒業後、予科練に。戦後はそば屋、菓子屋、株屋、工員など職を転々とする。この間、結婚2カ月目に妻が自殺。40歳のとき得度。 不眠不臥断食断水の堂入りも含め比叡山三塔十六谷の峰や谷を巡る難苦行、千日回峰を73年に開始、80年10月に達成したが、半年後、再び挑戦。87年7月、60歳という最高齢で2度目の千日回峰をやり遂げる。2度の回峰で歩いた距離は地球2周に当たる8万キロ。史上3人目の偉業に対して「大阿闍梨」の尊称を与えられた。 90年、15年ぶりに下山。以来、東国750キロ行脚、中国五台山、エジプト・シナイ山など、「報恩の加持巡礼」を続けている。 著書に『行道に生きる』など。写真集に『行』『心の旅路』『道遥かなり』などがある。


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