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<作家説明> 坪田政彦 :
1947年 兵庫県姫路市に生まれる。1970年 大阪芸術大学美術学科卒業。
大学では泉茂に師事する。1971年以降、数多くの作品(タブロー・版画)を個展、グループ展で発表。作家としての資質と才能は早くから美術関係者からも高い評価を受けてきた。
紙に絵の具を浸透させたり、パンチで穴を開けたり、紙の裏表の質を変化させたりと時の熟成を待つ作品が多く、静かだが心に響く作品には海外にも多くのファンを持っている。
現在 大阪芸術大学教授
<作家のことば>
私の作品の多くは、四辺形を基本としたかたちでなりたっている。例えば二つの正方形を左右に並べ、その正方形には、描く、引っ掻く等の最低の行為(技法)のみで描画し、二つを対比させるためではなく、描かれた部分と空間が一体となり、紙全体に呼吸させるような表現を心がけている。 それに二つの形を並べる理由として、自然も、また人間社会が つくりだした物も、単独で成立している物はないということからだ。
一枚の版画も同じ考えで制作をしている。いろいろな要素が組み合わされ、大声を出し、メッセージ性を強く叫ぶより、静かな鼓動が聞こえてくるような作品にしたいものだ。現在のところ四辺形が気に入っている。
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